「中国に屈従しないためには核武装を考慮しなければ」

日本が核武装を決断する場合、すぐにも数百発の核兵器を保有した英国、フランス水準の核強国になり、これは世界的覇権国を目指す中国に致命的な障碍になる。
日付: 2011年03月11日 12時29分

李春根(韓国経済研究院外交安保室長)
*「愛国団体総協議会」主催のシンポジウム(3月3日)の発表文から抜粋。
<大韓民国の核武装はほぼ自動的に日本の核武装を齎すはずで、日本が核武装を決断する場合、すぐにも数百発の核兵器を保有した英国、フランス水準の核強国になり、これは世界的覇権国を目指す中国に致命的な障碍になる。日本が核武装をする場合、中国は世界はおろかアジアの覇権国になるのも容易でないだろう。中国が韓国の核武装を反対するだろうが、そうするために取るべきことはあまりにも簡単だ。中国が北韓の核を廃棄させれば済むことだ。
 
(韓国社会で)核武装論が提起される背景には中国の驚くべき行動があるのも否めない。北韓側の攻撃で軍艦と数十人の兵士を失った大韓民国を慰めなかったし、大韓民国の立場を理解したり支持したことがない。中国は大韓民国の国家大戦略である統一戦略を正面から妨害している。韓国が対処できる手段は何か。朝鮮王朝のように中国に屈従して生きないためには核武装が必須かも知れない。
 
米国は友好国が核武装することを無条件阻止しはしない。イスラエルの核保有を認め、最近ではインドの核武装を認めた。中国の急浮上を、核武装した米国の同盟国である韓国が止められると考える米国人も少なくない。韓国の核武装は日本が内心望むことでもあり得る。反面、日本は南・北韓が共に核武器を持つという現実を不安に思うしかないはずだ。日本はこのような状況を総合するはずで、韓国の核武装を必死に阻止する必要を感じないだろう。
 
もはや北韓核の廃棄を今までの方法にばかり任せるのはできなくなった。特に北韓の核が米国を攻撃できる時点が到来するのを放置できない状況だ。それで今までは言いたくても言わなかった、だが、もはや言わざるを得なくなった、韓国の核武装に対して深刻に議論しようと主張するのだ。>
 
www.chogabje.com 2011-03-09 00:36

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