趙甲済
人生は結局どれほど愛しどれほど働きどれほど生産しどれほど建設したのかで、良い生き方をしたか、そうでないのかが評価される。他人に迷惑をかける人になるなという言葉があるが、これは迷惑をかけない範囲内では思う存分、勝手に生きながら、躊躇せず仕事をし、仕事をした後は後悔するな、そして熱心に愛し熱心に創れとの意味であろう。
「明日死ぬように生きて、永遠に生きるように勉強せよ。毎日毎日愛せよ、今日は昨日よりもっと多く、だが明日よりはちょっと少なく愛せよ!」
19世紀英国の著述家トーマス・カーライルは、人生の悲劇は苦痛でなくやれないことがあまりにも多いという点だと言った。ゲーテは、「危険に生きろ、それが正しい生き方だ」と挑戦的な生を励ました。
われわれの生を脅かす敵をいつも隣に置いて生きなければならない韓国人だ。毎日を戦闘するように生きていく中で幸福を発見するしかない。危険を避けず危険の中に飛び込んで生甲斐を見付けるのだ。これが韓国人として生まれた人々の宿命だ。この宿命を喜んで受容れよう。