趙甲済
イスラエル軍人に教える交戦守則(Code of Conduct)。
2.軍事力の使用は比例的にする。
3.イスラエル軍が許容した武器だけを使用せねばならない。
4.降伏した敵は攻撃しない。
5.訓練を受けた人だけが捕虜を尋問できる。
6.兵士たちはパレスチナの人々や逮捕された人々の人間的尊厳性を尊重せねばならない。
7.敵軍にも治療を施さねばならない。
8.略奪は完全に不法であるため絶対に禁ずる。
9.宗教的、文化的遺跡と文化財を尊重しなければならない。
10.国際救護活動家たちの財産と車両は保護せねばならない。
11.この守則を違反した行為に対しは報告せねばならない。
イスラエル国防軍の戦争教理(Doctrine)。
1.イスラエルはただの一度の戦争も負けられない。
2.戦略的レベルでは防御的に臨む。領土的野心がない。
3.政治的手段と信頼できる抑制態勢を保ち、戦争を回避する。
4.拡戦を予防する。
5.戦争の結果を速かに、決定的に確定する。
6.テロと戦う。
7.戦死傷者を最小限にする。
*イスラエル軍は3人の捕虜を取戻すためにテロ容疑者1000人を釈放したこともある。
*イスラエルの男たちは18才に徴集されて3年間務めたが、2004年から順次服務期間が短縮されて2年に減った。予備軍の服務は45才までで、毎年39日間部隊に動員されて現役と共に服務する。同性恋愛者も徴集する。
*女も義務的に軍服務をするが、徴集された女性の43%は色々な理由で服務が免除される。その76%は宗教的信念のためだ。
*イスラエルの常備軍は18万7000人、動員予備軍は40万8000人だ。陸軍は13万5000、海軍10,000、空軍は4万2000人だ。空軍はF-4戦闘爆撃機50機、F-15戦闘爆撃機86機、F-16戦闘機232機など400機以上の戦闘機を保有している。攻撃用ヘリコプターは120機。軍用機は総1230機だ。韓国空軍は538機。
*軍事専門家のジェームズFドニガンが書いた「戦争する方法」という本には世界10大軍事強国のランキングが載っている。1位は米国(2488点)、2位は中国(827点)、3位はイスラエル(617点)、4位はインド(564点)、5位はロシア(369点)、6位は韓国(289点)、7位は北韓(274点)、8位は英国(259点)、9位はトルコ(240点)、10位はパキスタン(235点)だ。
GFPという軍事専門サイトが順位を付けたのは異なる。米国、中国、ロシア、インド、英国、フランス、ドイツ、ブラジル、日本、トルコ、イスラエル、韓国の順位だ。イスラエルは人口が720万人だ。人口で7倍の韓国と軍事力が並び10倍以上の国と軍事力が並ぶか勝っている。人口比率の軍事力は断然世界1位だ。