愛国心も、正義感も、自尊心もない金正日支援を糾弾する!

これからの国民的抵抗は、李明博政権が自ら招来したものだ。
日付: 2010年09月14日 11時18分

国民行動本部
李明博政権が結局一線を超えた。大韓赤十字社(総裁柳宗夏)913日、水害支援を要請してきた北韓に米5000トンとセメント25万袋、カップラーメン300万個など100億ウォン規模の救護物資の支援を提案したと明らかにした。
 
柳総裁は、記者会見で「今回の支援は純粋に人道的な次元でなされるもの」としながら、「赤十字間の事業は南北間の政治的な雰囲気とは別途に続けられねばならないと思う」と表明した。
 
大韓赤十字社は、「純粋に人道的な次元」云々したが、100億ウォンに達する救護物資が被害住民たちに伝えられるのかを確認する方法はない。前例によって軍隊や労働党幹部らに流れる可能性がもっと高い。これは対北支援でなく対金正日支援だ。
 
天安艦爆沈の主犯である金正日への膺懲どころか謝罪や再発防止、責任者処罰もなしで
100億ウォンの物資を与えることは国民の保護を放棄した国家的自殺行為だ。天安艦の46人の英霊が地下で泣き叫ぶはずだ。
 
もっと深刻なことは、金正日に100億ウォンの物資を捧げながら国軍捕虜と北が拉致した人を1人でも帰せと言えないことだ。太った金正日に与えるお金は人道的で、国軍捕虜の送還要求は非人道的なのか? 国軍捕虜を帰せというのが何か罪を犯すことなのか? 恥ずかしいことなのか?
 
100億ウォンを対北風船(ビラ)飛ばしに投資すれば10万個が送れる。そこに真実を伝えるビラ、CD1ドル札や各種救護物資も入れられる。北韓同胞を直接助けられる方法があるにも、海外に40億ドル秘密資金を隠して置いて食糧の輸入には一銭も使わない金正日を助けるのがどうして人道的と言えるか?
 
大韓赤十字社を通じて金正日に賄賂を捧げる李明博政権の行態に、いかなる愛国心も、正義感も、自尊心も、人類愛も見られない。虐殺者には卑屈に、国軍捕虜には冷淡な李明博式の「公正」にわれわれの愛国市民は憤怒する。これからの国民的抵抗は、李明博政権が自ら招来したものだ。
 
2010913日、国民行動本部
 

*写真は、運ばれる天安艦戦死者の遺骸


閉じる