対北「風船爆撃」が黄海道に集中した理由

農作業のため住民たちが野外に出た4-6月を選んで集中爆撃。明日は「平和のダム」から江原道(北側地域)を狙う。
日付: 2010年07月30日 01時11分

KONAS
対北風船団長の李民馥氏によれば、7月
25-27日間白翎島から黄海道に向けて大型風船58個にビラ約350万枚を付けて飛ばして送ったという。天安艦爆沈(326)以後李氏が国民行動本部とともに北韓地域へ飛ばした風船は660個に達し、ビラは4000万枚を超える。愛国市民約1,300人が後援した。
 
今年の46月の田植えが真っ最中、北韓住民が野外で働く時期を選んで集中的に「風船爆撃」を行い効果が大きかったという。黄海道地域は連日続く「風船爆撃」で大混乱に陥ったというのが軍当局の判断だ。
 
李氏によれば、今まで飛ばした風船の約70%が黄海道に落ちたという。国民行動本部と対北風船団は明日(729)江原道、華川所在「平和のダム」で大規模で風船を飛ばす。
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対北伝単(ビラ)で「北黄海道一帯」は大混乱に陥った!
 
「国民行動本部」など30余の保守市民団体が729日、大規模の対北ビラ送り行事を行う。
 
国民行動本部(以下国本. 本部長徐貞甲)と対北風船団(団長李民馥)など30余の保守団体は、729日午後3時、江原道、華川所在「平和のダム」の付近で対北ビラ送り行事を行うと発表した。
 
これらの団体は、727日報道資料を通じて、対北伝単(ビラ)送り運動のため「(対北ビラがまかれた)北黄海道一帯は大混乱に陥った」、「これは偽りの塔の上に立った金正日政権は、真実の陽光さえ照らされると溶けてしまうという証拠」と説明した。同時に「北韓住民が真実に目覚めれば恐ろしいことが起きる」と言い、「対北ビラ送り運動」の威力を強調した。
 
これらの団体は、去る326日起きた「天安艦爆沈」以後、約4000万枚のビラを北に送り、「正義の国民が真実を護るための戦闘を続けている」と言った。また、これらの団体は「対北風船送りは、ある特定の団体の占有物でない。より多くの市民と団体が参加するほど金正日政権は早く崩れる」とし、他の対北ビラ送り運動を展開している団体と協力する意向を表明した。
 
一方、脱北者・朴相学を中心に対北ビラ送り運動を展開している「自由北韓運動連合」と拉北者家族会(代表崔成龍)は、727日「6.25戦争」停戦57周年をむかえて、京畿道坡州市所在臨津閣から約10万枚の対北ビラを北韓へ飛ばした。
 
また、720日、「大韓民国在郷軍人会」と「国民行動本部」主催で、忠南道天安市で開かれた「天安艦を爆沈した金正日糾弾大会」で、趙甲済(チョ・カップジェドットコム)代表は金正日政権にけりを付けるための方法を講じねばならず、その方法の一環として「北韓に『空中魚雷』を散布せねばならない」と言い、対北ビラ散布を強調した。(konas)カン・チグ記者
 

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