金文洙(京畿道知事)
金文洙知事は文化日報とのインタビュー(6月28日)で「従北左派」とハンナラ党をこう批判した。
「わが国には親北・反大韓民国の左派、いわゆる従北勢力があり、普通の反政府左派勢力があります。しかし、従北勢力が主流です。彼らの最大の問題は大韓民国の正統性を認めないことです。そして北韓に対して批判しないことです。平壌の顔色を窺いながら活動する、それがまさに主思派です。主体思想は社会主義でなく、一つの新しい専制主義です。そういう勢力が左派という服を着てここ南で動いています。」
「そういう勢力に対抗して、私が考えるのはわが国民が大韓民国史を勉強し直さねばならないということです。われわれは1945年8月15日以後の歴史に対しては勉強もせず、教えもしません。これを誰がやるべきか。ハンナラ党がやらねばなりません。ところが、ハンナラ党がこういうことを考えず、ウェルビーイグ政党になり、どうすれば(議員)バッジをつけるか、どうすれば総理や長官をやるか、こういうことばかり考えています。」
「ハンナラ党にはバイブルもなく、神学校もなく、牧師もなく、説教もなく、伝道もありません。 5無状態です。実際、ハンナラ党はどんな世の中を作ろうとするのかバイブルを持たねばなりません。次にはこういう社会を作るための活動家がいなければなりませんね。これが比喩するなら牧師です。彼らが絶えず説教し、伝道に出掛けねばなりません。こうしてこそわが社会が正しい社会へ行けます。今、ハンナラ党のようにやったら、イエスも仏陀もみな忘れられてしまったはずです。現在は、ハンナラ党でないと大韓民国の正統性を護る政党もありません。民主労働党のような党はどうせ駄目で、民主党は行ったり来たりする不確実な党であり、問題は今ハンナラ党も不確実です。完全に恐慌状態であるわけです。」