大統領の周辺を粛正せよ!

日付: 2010年04月29日 05時47分

        趙甲済ドットコム
閔丙敦元陸軍士官学校校長(予備役中将)が4月28日、仁川上陸作戦記念館で開かれた国民行動本部(本部長徐貞甲)主催の緊急
時局講演会で李明博大統領の周辺に対する強力な粛正を要求した。
 
閔将軍は、天安艦事故以後北韓の挑発事実を縮小・隠蔽するような大統領の参謀たちの曖昧な対北スタンスを指摘し監査院は軍でなく大統領府を監査しなければならないと主張した。下は発言要旨。

「天安艦事故後直感的に北がやったと思った。ところが李明博大統領の第一声は北がやったはずがないというとんでもないことだった。これは軍が違う話が言えないように口を封じ込めたことだ。「真に変な事をやる」と思った。それだけでない。戦死した天安艦の水兵たちを、国葬でなく海軍葬に縮小した。2艦隊司令部は平沢の海辺にある。そこへ焼香し弔問するため何人が行くだろうか?

全国民が挙国的に団結して北韓を警戒し金正日徒党を打倒するため起ちあがらねばならないのに、それを制限している。おかしいではないか? だが、「やはりそうだったのか」と思われる部分がある。3月4日のあるセミナーで、大統領安保首席秘書官が金正日を指して「国防委員長殿」と言ったではないか? あの青二才の金・ジョンウンを「後継者に指定された方」という極尊称を用いた。それも公開席上での話だ。一つを見れば十が分かる。安保首席がそういう考え、そういう態度を取れば、李明博大統領がそうだろうという気がする。
 
それからまた監査院が軍を監査するようにするという。これは間違いた! 何だ? 順序が間違っている。監査院は青瓦台を監査せよ。大統領の周辺から、不審な建議を上げ、理不尽な行動をするように影響を及ぼす人々を除去せねばならない。これが金正日を膺懲する一番目の段階だ。ここから粛正をしなければならない。そうでなければ大統領の職務を放棄することだ。
 
大統領の第一の任務は国を護ることだ。自由民主的基本秩序を護ることだ。そうしなければまたどういうことをやられるようになるか分からない。今日金正日を膺懲せよというスローガンを掲げた。その第一段階は青瓦台を監査することだ。大統領の周辺をきれいに粛正するのが第一段階だ。」
 
写真: 廊下まで人々で埋まった行事場(上)と閔丙敦将軍(下)。
 
www.chogabje.com 2010-04-28 19:36

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