黄長燁、「北韓を倒せた機会が二回あった。今は3回目!」

「金正日の致命的弱点は、(彼が挑発した相手から)無視されること」
日付: 2010年02月12日 03時36分

呉・ジュハン(自由北韓放送記者)
黄長燁元「朝鮮労働党秘書」(北韓民主化委員会委員長)が、過去北韓を倒せる機会が二回あったが、韓・米両国がこれを逃したことを指摘し、最近の三回目のチャンスをつかむべきだと強調した。
 
自由北韓放送と対談した黄元秘書は、「6.25動乱(韓国戦争)当時、毛沢東は後退しながら、鴨緑江から始まる12個の関門を設定した」と言い、アメリカが中共との妥協を選択しなかったら統一されたはずだと話した。
 
また、「199598年当時、北韓社会は建築に使われる起重機を解体するほど完全麻痺状態に陥り、あと5年も耐えられない(崩壊する)と判断した」とし、「当時、北・中関係も非常に悪化した状況だった」と、これに対処できなかった韓・米両国を叱責した。黄元秘書によれば、「苦難の行軍」当時、唯一に完全な状態で残っていたのは稼動が止まった軍需工場らだけだった。
 
「ほぼ死んだ北韓が(二度の危機から)また生き返った」と指摘した黄元秘書は、貨幣改革によって極度の混乱に陥った今の北韓内部と関連して、「今またその時の状況が再現されているようだ」として、「今、われわれがぎゅっと追詰めなければならない」と強調した。
 
一方、黄元秘書は、金正日の致命的な弱点も説明した。彼は、金正日にとって最も大きな打撃は「無視されること」と言いながら、「金正日は、(自分からの)挑発に相手が応じてくれてこそ喜ぶ」と、韓・米両国が北韓の行動に過度な反応を示さないことを注文した。
呉・ジュハン記者ohjuhanhotmail.com
 
www.fnkradio.com 2010-02-11

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