趙甲済
アメリカの対北専門家たちがウォールストリートジャーナルに掲載された文で、「貨幣改革で帰れざる橋を渡った北韓政権を助けようとせず、滅びるように放置せよ!」という趣旨を主張したという。北韓を相手にできもしない対話や妥協を止めて、対北封鎖網を維持したまま待てば自ずと崩壊するという意味だ。
だが、韓国人は「北韓政権が滅びるまで」放っておくわけにはいかない。われわれは観客でなく、金正日政権が滅びた後自由統一をしなければならない当事者だからだ。われわれは、「金正日独裁政権が滅びるように」作用せねばならない。世の中に無料は無い。北韓(金正日政権)が滅びてから、われわれが統一過程を主導するためには、金正日政権が滅びる過程に積極的に介入しなければならない。金正日政権を滅ぼした国が韓半島の主導権を握る。中国がそういう役割をなさないようにするためには、われわれが立ち上がって北韓政権を滅ぼさなければならない。
われわれの持つお金、人権、自由の力で北韓内部を変化させ、北韓住民を覚醒させて彼らの手で金正日政権を倒すようにしてこそ韓半島の主人になれる。統一を果たす国力は充分だ。経済力で韓国は北韓の約100倍だ。100分の1にすぎない北韓を吸収統一するのは朝飯前だ。足りないのは国家指導部の信念と勇気、そして犠牲精神だ。
国民行動本部の新しい目標は「2012年まで北韓政権を倒すこと!」‐国民行動本部
1.金正日は通貨改革で自殺を選択した! 北韓住民たちが血と汗で集めた財産を強奪した金正日を助けるのは民族背信行為だ。
2.真実-正義-自由の力で、銃弾一発も撃たず北韓労働党政権を倒せる機会がきた。こういう時、李明博大統領が改革開放の敵、統一の障害物、民族の仇である金正日に出向いて、対北支援を再開すると、北韓同胞の苦痛は延長され、従北勢力が復活し、韓米同盟は弱化するはずだ。悪党と取引きしようとして天寿を全うした者は少ない。
3.お金と人権と情報の力で北韓の内部を変化させれば、北韓同胞たちの手で北韓政権を倒すことができる。50億ウォン以上の財産を持った南韓の富者20万人が、1人当り500万ウォンずつ出せば、20万人の脱北者を救える。
4.「全教組世代」が「386世代」と手を組む前に、韓米連合司令部が解体される前に、愛国市民たちがもう一度立ち上がって最後の戦いを始めよう! 「6.25南侵」60年の戦争に決着をつけ、「北核」と「従北ゴミ」を同時に清掃しよう!
5.「韓日合併」100周年は克日で、「6.25南侵」60周年は勝共で、「4.19義挙」50周年は建国大統領の復権で、「光州事態」30周年は和解で、肯定の歴史を書き直そう!
*「国民行動本部の愛国闘争記:法を守る人が正義の人だ」(242ページ、1万ウォン)を発刊しました。出版記念および後援行事(1月13日午後3時、世宗文化会館)では金東吉先生と趙甲済代表の講演もあります。
*問い合わせ:国民行動本部(02-527-4515~6)