開かれた北韓放送
- 1:100の交換割合で保有した北韓貨幣を全額交換
-中国人を通じて旧券を交換しようとする北韓住民が増加
-平壌より国境地域の為替レートが安い
中国人が保有した北韓貨幣(旧札)に対する交換可能金額に事実上制限がないと12月2日茂山の消息筋が伝えてきた。特に国境地方には中国から来た個人旅行者たちが平壌や内陸都市より遥かに多い。この旅行者たちは観光と物品購入のため両替した北韓貨幣(旧券)をたくさん持っている。北韓当局は、彼らは外国人だから持っている北韓旧券は全部交換を許容するということだ。
このために国境地方では二つの現象が現れていると消息筋は伝えた。
一つは中国人を通じて北韓旧券を新札に変えようとする北韓住民が増えている。中国人たちは持っている旧券を金額制限なしで新札に換えられるためだ。
二つ目は、国境の為替レートの増加幅が平壌より少ない。国境地方は中国人を通じれば旧券の交換が容易なため、ドル対旧券の価値が平壌よりは下落幅が少ないという。実際、12月2日の為替レートは、平壌が1:6,000なのに比べ、新義州と茂山は各々1:5,000と1:4,500だ。