「2009年アジア民主人権賞」に金聖玟自由北韓放送代表が選定

「北韓人権運動家の全員に与える賞…北韓の民主化ため一層努力する」
日付: 2009年11月09日 08時39分

南宮・ミン(デーリーNK記者)
北韓に外部世界の消息を送る対北ラジオ放送である「自由北韓放送」の金聖玟代表が、「台湾民主基金会」の「2009アジア民主人権賞」の受賞者として11月7日選ばれた。金代表は、この機構から自由北韓放送活動のための賞金10万ドルを受けることになり、授賞式は来る12月10日の国際人権の日に合わせて台北で行われる。
 
「台湾民主基金会」は、2003年6月、台湾外交部の主導で与野党の超党派的支持で設立され、この賞は毎年アジア地域で民主主義と人権の発展のため著しい功績のある機関や個人に与えられる。
 
金代表が運営する自由北韓放送は、昨年国際言論団体の「国境なき記者団」が授与する「今年の媒体賞」を受賞し、今回の授賞も「国境なき記者団」の推薦によるものだ。
受賞と関連して金代表は、11月8日、デーリーNKとの通話で、「自由北韓放送を支援した脱北者たちをはじめ北韓人権運動家たち全員に与える賞」としながら、「北韓の人権伸張と民主化のため一層熱心にしろとの趣旨と思う」と授賞選定の所感を言った。
 
1997年脱北して1999年2月韓国に入国した金代表は、北韓で金亨稷師範大学の作家養成班を卒業して西海岸に駐屯の「人民軍212部隊」の宣伝隊作家として活動した。韓国入国後、自由北韓放送を作って北韓の民主化に尽力している。
 
www.dailynk.com 2009-11-08 17:20

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