趙甲済
軍は10月15日、北側が「海軍司令部」名義でわが海軍艦艇が北側領海を持続的に侵したと主張したことに対し、「わが軍は北方限界線(NLL)を侵したことがない」とし、「北側の主張は話にならない」と一蹴したと聯合ニュースが報道した。
軍関係者は、「東海でも西海でもわれわれがNLLの北側を侵犯したことはない」、「NLLは実質的な南・北の海上境界線だが、北側はその間数多くこれの無力化を試みてきた」、「今回の北側の主張もNLLを無力化するための名分を蓄積しようとするものであり得る」と分析したという。
昨日、臨津江で惨たらしい事態を起こしたことに対して遺憾を表明した北韓当局が、一日も経たない内にごり押しをした。それでは、昨日の「遺憾表明」は何の真実性も無いということだ。それでも「遺憾」表明を謝罪と看做して対北支援を再開しようとする姿勢を取る政府は分別力のある組織なのか疑わしい。彼らの言葉に対しては補償してあげてはいけない。