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北在住の姉と再会したヤン・ユンハク氏(写真=聨合ニュース) |
約2年ぶりに再開された南北離散家族再会事業が26日午後から、韓国側が昨年完成させた金剛山の離散家族再会所で始まった。この日は韓国側の離散家族97人と付き添いの計126人が北韓に住む親族228人と六十数年ぶりに再会の喜びを分かち合った。
この日北側から6・25戦争時の国軍捕虜1人(79)と、1987年に北側に拉致された韓国漁船「トンジン27号」の48歳と49歳の船員2人が「特殊離散家族」として参加、韓国から来た兄や姉と再会した。
26日に柳宗夏・大韓赤十字社総裁と面談した張在彦・朝鮮赤十字会中央委員会委員長は「今回の再会はわれわれが特別に好意を見せた。南側でもこれに相応する好意を表してはどうか」と述べ、暗黙に食糧・肥料支援などの見返りを要求した。