残忍なショー、「動物園式の対面」を止めろ!

金正日は北韓に住んでいる離散家族らを動物園の動物のように取扱っている。彼らを柵の中に入れておいて南側の家族らに数日ずつ会わせては巨額の金品を搾取する。
日付: 2009年08月29日 22時53分

趙甲済
「対面」が対面で終わると、生き別れの延長に過ぎない。南北の離散家族が対面する理由は、一緒に暮らすか、自由に往来できるためだ。今まで数多くの対面が行われたが、「対面」した南北韓の家族が、一緒に暮らせたケースも、自由に往来しながら会えたケースも無い。これは対面でない。「対面」に事寄せた政治ショーだ。
 
金正日は北韓に住んでいる離散家族らを動物園の動物のように取扱っている。彼らを柵の中に入れておいて南側の家族たちに数日ずつ会わせては、巨額の金品を搾取する。北の家族は檻の中の動物、韓国からの家族は観覧客! このような反人倫的ショーをやっているのが金正日であり、このショーに加わってきたのが金大中・盧武鉉政府だった。耐えられなかった離散家族らが、「こういう形の対面を拒否する」と示威を行ったこともある。
 
このような「反人倫的ショー」は、人道主義の原則に反するため拒否せねばならない。同居や自由往来を前提としない対面はもう止めるべきだ。数日間の「動物園式の対面」の後、再び永遠の生別れ! このような残忍なショーを共同演出している南北韓の当局者たちに、天罰が下るかも知れない。
 

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