金正雲の3代目世襲に対する金大中氏の論評をもう一度求める!

彼がこの厳重な民主主義の破壊事態に対して論評を出さないと、われわれは彼の「民主化闘争」の経歴とその真正性を疑うほかない。
日付: 2009年06月13日 06時44分

趙甲済
政党と政治家は、懸案問題に対して必ず意見を表明する義務がある。特に、社会的争点懸案に対して沈黙することは、無能か無定見と看做される。嘘に対して沈黙すれば、嘘が真に化けるのが政治の世界だ。
 
国家情報院は、数日前、金正日の三男の金正雲が、金正日の後継者として確定した模様という報告を国会で行った。1917年、ボルシェビキ革命が成功した以後、共産国家で父子の権力世襲は北韓が初めてで、「3代世襲」は、共和国体制が成立したギリシャ-ローマ時代以後初めてだ。金正日集団は、「朝鮮民主主義人民共和国」だと詐称するが、「金氏朝鮮」が適当だ。「金氏朝鮮」も敬語の表現で、「金家犯罪集団」がより真実に近い名前だ。
 
この事実に対して、必ず意見表明がなければならない人々は、金大中、林東源、李在禎、李鍾奭、民主労働党、民主党、「全教組」などだ。彼らは、今まで北韓政権に対しては本質的な批判を避けながら、大韓民国と米国、そして保守層と李明博政府を猛烈に誹謗してきたことで、反憲法-反国家勢力である金正日の味方ではないかという疑いを国民に強く残していた。
 
彼らが「金正雲の3代目の後継が確定的」という民族史的恥に対して沈黙するなら、われわれは彼らを親独裁勢力だと規定する権限がある。金大中氏は、大統領在任期間に現代グループを前面に出して、金正日の海外秘密資金口座などへ(最低)4億5000万ドルを送り、彼を「見識のある指導者」と褒めたことがあった。「民主の闘士」であることを自任するだけでなく、李明博政府までも独裁だと見る彼が、この厳重な民主主義の破壊事態に対して論評を出さないと、われわれは彼の「民主化闘争」の経歴とその真正性を疑うほかない。
 
李明博大統領までを独裁者だと罵倒する金大中氏が、金正雲の3代目の世襲に対して最後まで沈黙するなら、われわれは、青二才が選挙を通じず「共和国」の指導者になるのを、金大中氏が、「見識のある指導者の決断」と見て尊重すると解釈せざるをえない。それなら本質的な問題が提起される。彼が生涯護ろうとしたという民主主義的価値とは何か? その民主主義は大韓民国の自由民主主義なのか、それとも北韓式のせ物の民主主義か?
 
www.chogabje.com 2009-06-12 10:34

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