「われわれの時代を欠損時代にした人の死」

日付: 2009年05月23日 14時21分

李東馥
われわれの時代を欠損時代にしてしまった誤発弾人生
 
 第17代大統領の盧武鉉氏が、大統領任期を終えて帰郷した郷里の裏山の崖から衝撃的な方法で彼の生涯を終えた。結局、彼は騒々しかった彼の誤発弾人生を彼だけの方式で自ら果たすことで、彼が我々と共有した時代を一つの欠損時代にしてしまった。彼は逝(ゆ)きながらも、同時代を生きた韓国人に苦悶(くもん)を残した。いったい哀悼すべきなのか、でないと、罵倒せねばならないのか?  ただ、彼の死が改めて想起させてくれるものがある。2004年7月にあった大宇建設の南相国社長の自殺だ。盧武鉉氏が故南相国氏のような方式で死ぬ道を選択したのは、明らかにアイロニーと言わざるを得ない。われわれは今さら二つの死を対比しながら、今度盧武鉉氏の死亡の便りに接する故南相国氏の遺族たちの感懐がどんなものだろうか案ずることになる。
 
www.chogabje.com 2009-05-23 11:50

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