民主労働党を告訴せよ!

「龍山虐殺?!」...虐殺の辞書的意味は「惨酷にむやみに打ち殺し」だ。
日付: 2009年02月22日 02時12分

 
金成昱
民主労働党が、2月16日、「龍山虐殺、簡単に終わらせるわけには行かない」という代弁人声明を出した。声明は、「龍山虐殺を簡単に覆おうとした政府」、「行政府を通じては龍山虐殺問題を決して解決できない」など、いわゆる「龍山虐殺」という表現を6回も使った。
 
「虐殺」の辞書的意味は、「惨酷にむやみに打ち殺し」だ。民主労働党は、警察が籠城者たちを残酷に打ち殺したという形で主張したわけだ。
 
1月20日の「龍山事態」は、「龍山放火事件」だ。「全撤連」は、龍山のナムイルダン建物を不法占拠してから、屋上に望楼と大型のパチンコ発射台(4ヶ)を設置した。彼らは、警察はもちろん、バスと乗用車が通る街路に、火炎瓶を100ヶ以上投げ、ゴルフボール300ヶ余り、ビー玉400ヶ余り、レンガ1000ヶ余りを投擲した。塩酸瓶も40ヶ以上投げ、シンナーをまるごと注いだ。籠城者たちが投げた火炎瓶で隣の建物4ヶ所で火事が起こった。警察は、18回も解散を警告した後鎮圧に出て、「全撤連」は激烈に抵抗した。床にまかれたシンナーに火がついて、5人の籠城者が死亡し、警察官21人が死傷した。
 
「龍山事態」は、「全撤連」の不法行為が原因だ。警察の過剰鎮圧だの、強硬鎮圧だのというのもごり押しだが、警察の虐殺云々はとんでもない偽りだ。警察に対する深刻な名誉毀損だ。
 
否定されない主張は真実になってしまう。政府は、民主労働党の悪辣な論評に対して抗議し、法的な責任を問わねばならない。殴っても反応しないと、すでに死んだ命だ。いくら誹謗しても沈黙すれば、死んだ政府だ。
 
[下は民主労働党の声明]
 
[代弁人のブリフィング]龍山虐殺、安易に終わらせるわけにはいかない。
- 2009年2月16日午後4時10分、国会の正論舘
- 民主労働党代弁人、朴・スンフプ
 
○「龍山虐殺」、簡単に終わらせるわけにはいかない。
「龍山虐殺」を覆おうとする政府・与党を相手に、野党は国政調査と特検を要求している。「龍山虐殺」に対する検察の捜査結果発表は、また他の疑惑の開始点であり、青瓦台のEメール公文は世論操作の典型だ。
 
それで、韓昇洙国務総理は、検察の捜査発表後、「非常に良い捜査結果」、Eメール公文書に対しては「この程度で整理してあげるが良い」という。
 
何をどれくらい努力したとこれぐらいなら良いというのか? 当初から事態が起きた本質に関心がないから、大体整理しようと不機嫌なことを言っているのだ。無対策だ。無対策の総理と無対策の青瓦台だ。まともに解明すず、いい加減に済ませ、事件の縮小隠蔽にだけ汲々とし、下の人に責任を転嫁する方式で事件をもう一度覆おうとする。
 
このような夕立ちは避けてみようとする政権、下の人を生け贄にする政権に、一般国民だけでなく、彼らの命令に従わねばならない公務員たちも反感がかりが増すだけだ。
 
自ら信じられない政府が、国民に信頼を求めるから政府がやることの中、まともにできることがないのだ。このため検察の捜査の発表と政府の再発防止策の発表があったにも、世論は静まらなかった。行政府を通じては「龍山虐殺」の問題を決して解決できない。国会は国政調査と特検に直ちに着手すべきだ。それが国民的至上命令だ。
 
国政調査を通じて、ニュータウン再開発政策など、今回の惨事をもたらした根本原因に対して調査すべきだ。「特検」を通じては、警察と用役チンピラの暴力殺人鎮圧、指揮系統の最終報告先の問題、青瓦台の介入の有無などを徹底捜査しなければならない。
 
「龍山虐殺」を簡単に覆おうとした政府の意図が、どれほど単純で、未熟な発想だったのか次々立証されている。「龍山虐殺」問題が、検察の捜査や世論操作で簡単に終わらせる性質ではないことを、悔しく犠牲になった6人の怨霊が今私たちに見せている。
 
www.chogabje.com 2009-02-16 21:41

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