趙甲済
1.民主党所属国会議員たちが、暴力的に国会本会議場を占拠し、多数決による法案通過を阻止している。これは彼らが好んで言ってきた「議会クーデター」であり、「反民主の暴挙」だ。憲政秩序を麻痺させているからだ。
2.議会クーデター勢力は、同時に反法治-反議会-反民主的な左偏向勢力だ。彼らはこの夏の親北左翼勢力が主動したロウソク乱動事態に加担して国会の門を閉めたことがある。暴力と不法勢力への庇護は、彼らの生理であり、信念だ。
3.彼らの行動は、金大中元大統領の操縦を受けているという疑いを正当化する。金大中氏は「従北勢力」の中心である民主労働党代表に、「民主労働党と民主党と社会団体が手を握って李明博政府を相手に闘争せよ!」という要旨の注文をした。金大中のこのような「左派決起教示」以後、国会占拠、放送界のストライキ、第2のロウソク乱動の企図が相次いでいる。
4.国民は、この金大中の後には金正日があると疑う権利と義務がある。金大中氏は、南北関係の梗塞の責任を、金剛山で韓国人観光客を射殺しても謝罪の一言もない北朝鮮政権でなく、李明博政府に擦り付けた人だ。金大中氏は、金正日に盲目的信頼と尊敬と屈従を示す人だ。
5.馬鹿騒ぎ、ごろつき、反逆勢力はどこの国にもある。正常な国家であるほど、彼らは周辺部へ押し出される。韓国では一時、彼らが大統領府、国会、放送、法曹、大学を支配した。去年の大統領選挙と今年の総選は、彼らを政治的に無力化させようとした主権者たち(国民)の決断だった。ロウソク乱動と国会占拠は、国民の主権的決断に対する挑戦であり、不服従の企図だ。
6.国は義人がいなくて滅びるのではなく、国家が馬鹿騒ぎ勢力を膺懲できない時滅びる。国会議長は警護権を発動して、国会の機能を正常化させる権限と義務がある。これは「議会クーデター」を鎮圧し、憲政を回復させることだ。国会の機能を麻痺させ、多数決の原則を暴力で阻止しようとする者は、軍人でも民間でも国家変乱勢力と規定して対応しなければならない。しかも彼らの後には、「6.15事変」の主謀者である金大中がある!