趙甲済
右派や保守と呼ばれる勢力は、大韓民国の憲法体制を守護し発展させ、韓民族全体が自由と繁栄を享受しながら生きるべきだと信じる人々だ。この人々は、歴史や法治や礼儀を尊重しながらも、一日一日がより良い世の中になるべく汗を流さねばならないと信じる、「永久的改革勢力」である。昨日のない今日はなく、今日のない明日はないと考える。人間は長所と欠点をみな持っているので、互いに寛容をもって対すべく、他人に迷惑をかける行動をしては絶対ならないと考える。
このような右派勢力は韓国の奇跡を創った主人公なのだ。建国、祖国の近代化、輸出立国、民族中興、自主国防、北進統一という言葉は、歴史を創り歴史を動かしてきた右派のスローガンだった。李明博大統領はこのごろ「一流国家を創ろう」という話をよくする。「一流国家」を創るためには韓国だけが良い暮らしをしてはならず、奴隷の状態の北韓同胞を「自由民」にしなければならない。「自由統一」である。「自由統一」は「一流国家」へと行く関門だ。
「自由統一して、一流国家を創ろう!」が、韓国の右派の統一されたスローガンになるほかないのだ。われわれのブランドは、「自由」と「一流」だ。語感も非常に良く、聞くだけで明るくて力強い。我々は「自由統一勢力」であり、「一流国家勢力」だ。われわれは「自由の闘士」だ。フリーダム・ファイター(Freedom Fighter)だ。偽者の「民主闘士」らは無能、無法、無礼だが、「自由の闘士」は遵法、謙遜、誠実だ! 人間が違い、レベルが違うのだ。