医薬品開発製造受託を手掛けるロッテバイオロジクス(ソウル市)は22日、アジアのバイオテクノロジー企業との間で臨床段階の抗体薬物複合体(ADC)候補薬の製造契約を締結したと発表した。 ADCは抗体に薬物を結合させたバイオ医薬の一種で、がん細胞に直接抗がん剤を届けられるため、高い薬効、副作用の軽減、薬物投与量の減少といったメリットがあり、グローバルで開発が進んでいる。