民団中央本部(金利中団長)は韓国中央会館で8日、韓国与党「国民の力」所属の金碩基・外交統一委員会委員長と民団中央・東京地方本部関係者との懇談会を開いた。
金委員長は、先月24日までに在外選挙の登録を済ませた3万8600人の在日同胞がよりスムーズに投票を行えるよう配慮して欲しいと関係者に向けて要望した。
また、「約40万人の在日同胞が祖国に対する特別な愛国心を持ち、歴史的にみても支援を惜しまなかった点に感動している」とした。
徐順子・民団中央本部生活局兼文教局副局長は、若年層に向けて選挙の登録を促しながら、韓日関係が悪化することで彼らの中で学校に通いづらい生徒などが現れないようにして欲しいと金委員長に在日同胞社会の実情を訴えた。金委員長は、「未来世代のために、尹錫悦前大統領と岸田文雄前首相のリーダーシップが築いた良好な韓日関係を、文政権の頃のように悪化させてはならない」とした。
来日した金碩基・外交統一委員会委員長は、在日同胞と積極的な交流を図った |