韓国の崔相穆経済副首相兼企画財政部長官は3月30日、緊急懸案に関する経済関係閣僚懇談会で、「政府は早急な懸案課題を解決するため、迅速に執行可能な事業のみを含む10兆ウォン(約1兆円)規模の追加補正予算を組む方針」と述べた。 南部で同時多発的に発生した山火事など災害対応や、米政権による通商リスク、人工知能(AI)分野での競争力強化、国民生活の支援などに充てられる。 崔氏は「危機状況を乗り越えるためには国が持つ力を総動員すべきだ。従来の財源だけではなく、迅速に追加投入が行われるべき」と説明した。