在日本大韓民国民団東京本部は韓国中央会館で２２日、「第６５回定期地方委員会・第５３回定期地方大会」を開催、在籍者３６７人中２４７人が出席した。
定期地方大会は国民儀礼・国歌斉唱・黙とう・綱領斉唱が行われてから、南圭吉副議長によって開会辞が述べられた。安容範議長が成立宣言と議長あいさつを行った後、李壽源団長と朴昭男監察委員長があいさつした。続いて金利中・民団中央本部団長と金賢淑・韓国大使館総領事が来賓として式辞を述べた。顧問団代表からのあいさつや来賓紹介に続いて、定期地方委員会をうけての議案審議の場に移った。質問は上がらずに承認を得た。
引き続き、任員改選に先立ち、現職の三機関長が辞職に伴うあいさつを行った。６年間２期を務めた李団長は、任期中にコロナ禍があり、中央本部の混乱もあった中で、多くの先輩や団員諸氏から支援を得てきたことに感謝を伝えた。
選挙に際して、許孟道常任顧問が代表を務めた顧問団の３人で選挙管理委員会を結成。単独候補の呉永錫氏を除いた議長・監察委員長の決定に当たり、出席者による投票を行った。５人の所信表明の後、選挙が執り行われた。
開票の結果、総数３１３票のうち１８３票を獲得した朴昭男候補が新議長に選出、１９２票を獲得した張界満候補が新監察委員長に選出された。呉新団長は就任のあいさつで「在日１世としてやってきた新規定住者が、民団東京本部の団長になることができて本当に嬉しい」と当選の喜びをにじませた。
◇
在日本大韓民国千葉県地方本部は県本部会館で２２日、「第４５回定期地方大会」を開催、在籍者３３人中１８人が出席した。２期を務めた高炳佑団長の改選に伴い、崔博之・前監察委員長が新団長に就任した。崔新団長は当選後のあいさつで「若輩の私が選ばれて身の引き締まる思いだ。諸先輩の話に耳を傾けながら、民団千葉県本部発展のため努力する」と話した。

呉永錫・民団東京新団長