白頭学院建国高校の第75期卒業式が1月31日、同校で行われた。保護者ら多くの人が見守るなか、未来へ羽ばたく一歩を踏み出した。
一人ずつ壇上に上がって、卒業証書を受け取り、校歌を高らかに歌い、先人への感謝と後輩へのメッセージを力強く述べた。
金秀子校長は「建国高校を卒業したことを誇りに、新しい世界で、自分らしさを発揮してなりたい自分を目指し、自分磨きを続けてほしい」などと激励し、「在校生から卒業する先輩方へ」「卒業生から後輩へ」のメッセージを交換し、見送った。(大阪=韓登)
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東京韓国学校(韓相美校長)で1日、第67回高等部卒業式を開催、卒業生108人とその保護者、OB・OGを含む多くの学校関係者が駆けつけた。また、来賓として駐日韓国大使館関係者、学校法人東京韓国学園関係者、民団中央・東京本部関係者、婦人会中央・東京本部関係者をはじめとして、さまざまな在日韓国人社会の団体から多くの列席者が会場に詰めかけた。
卒業生は、韓国や日本の大学に進学するケースが多いという。韓校長は激励辞の中で「自分を信じて肯定的な思考を持ち、他人と協力して意思疎通を図れる人になるように」と期待を込めて語った。呉公太理事長は、卒業生たちが有名大学に合格し、入試実績を高めたことに感謝を伝え、「人生の挫折に負けず、成功できる最後のときまで努力を続けるように」励ました。卒業生は、担任の先生から名前が呼ばれてから壇上に向かい、韓校長から卒業証書を授与された。
東京韓国学校は昨年4月に開校70周年を迎えている。
1日、東京韓国学校高等部は108人の卒業生を送りだした(東京韓国学校提供) |