リベラウェアコリア(ソウル市瑞草区)は17日、韓国・高陽市と経済自由区域の指定と活性化の協力に関する覚書(MOU)を締結した=写真。これにより両者はIoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)などによる第4次産業革命に関連する企業誘致と研究事業の推進に向けて協力する。
高陽市はドローンやその他の第4次産業に力を入れており、特に研究開発事業の推進に注力している。リベラウェアコリアはドローン技術を生かした事業を通じて、高陽市と同市内の企業との協業に乗り出す。
主な協力内容は▽充電型2次電池の制御をするバッテリー・マネジメント・システム(BMS)生産施設と関連インフラの設立に向けた協力▽高陽市によって開始された自由経済区の指定に関する協力▽第4次産業革命に関連するビジネスや研究プロジェクトの誘致に関する協力▽両者が相互に合意したその他の事項となっている。
同社は今後、実証実験、販路拡大、受託事業など、多様な分野で高陽市との連携を段階的に実施し、「だれもが安全な社会の実現を目指す」としている。
リベラウェアコリアは小型ドローンを活用した点検・測量ソリューションサービス、データ加工などを事業とした2024年11月設立のベンチャー企業。 |