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最終更新日: 2025-01-17 11:35:07
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2025年01月15日 12:05
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訪日韓国人客が過去最高を記録
24年の韓日往来1100万人突破

 2024年、韓日間の旅客往来総数が1100万人を突破することが確実となった。訪日韓国人観光客数は11月の時点で795万300人を記録し過去最多となった。これまで多くの困難があった韓日関係だが、さまざまな分野での民間交流の活発化は未来志向の友好関係が加速している象徴といえるだろう。

 尹政権発足以降、韓日間の民間交流がかつてないほど活発化している。
これには、文化や経済、観光を通じた新たな繋がりが築かれつつあることが大きな要因だ。KPOPや韓国ドラマ、韓国コスメの人気が日本国内で高まる一方で、日本のアニメや漫画、食文化、最近ではJPOPも韓国で広く受け入れられている。特に旅行者数の増加はこの傾向を象徴するものであり、韓日関係の新しい可能性を示唆している。
23年には、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に停滞していた旅行者数が回復した。
韓国から日本を訪れる観光客は、東京や大阪、福岡などの都市部を中心に、北海道や沖縄など地方観光地にも広がっている。

 昨年の訪日韓国人観光客数、過去最多を記録

日本政府観光局(JNTO)によると、一昨年は訪日韓国人観光客数が695万8500人に上り、全外国人観光客の中で最多となった。勢いそのままに昨年はさらに増加。11月までの訪日韓国人の累計は795万300人となり、過去最多だった18年の総計753万8952人を超えた。12月単月で250万人近い訪日韓国人をは見込めないが800万人は確実に超え、将来1000万人台に乗ることが現実的になってきた。
日本を訪れる外国人旅行者は、国や地域別にみると、コロナ禍前からの変化も見られる。コロナ禍前の19年に最も多かったのは中国からの旅行者で959万人、次いで韓国の558万人、台湾の489万人、香港の229万人だった。
日本旅行ブームの最も大きな理由は記録的な「円安」が背景にある。韓国と日本をつなぐ航空便も急増した。昨年11月に韓日間を運航した航空便は1週間に約1300便に上る。1日に200便近い。韓国旅行関係者は「19年の日本不買運動のような極端な状況が生じない限り、日本旅行の人気が続くだろう」と話す。

訪韓日本人観光客は伸び悩み

一方で訪韓日本人は、20年間の統計を見ると毎年250万人~350万人水準を記録。韓国から見て安定的なインバウンドマーケットだが、伸び悩んでいるともいえる。
韓国観光公社によると昨年1~10月の累計訪韓観光客は1374万人(一昨年同期比54・7%増)で、コロナ前の19年同期の94%レベルとなった。国別では、中国(400万人)、日本(263万人)、台湾(124万人)、米国(112万人)の順。11・12月のデータはまだ発表されていないが、両月を合わせても300万人未満と予測される。訪韓日本人客は一昨年の231万6429人よりは増加したが、19年の327万1706人の水準には回復していない。円安などもあり日本人の海外旅行客数はコロナ前の水準には戻っておらず、日本人旅行者が大きく増加していないのは、韓国だけの問題ではないだろう。
いずれにしろ今年は韓日国交正常化60周年を迎える。これに合わせ昨年から韓日政府間で、パスポートフリーでの両国間の往来を検討するなど、さらなる交流の活性化を図っていく考えだ。
今後も、両国民が互いの文化や価値観を尊重し合い、未来を見据えた友好関係を築き上げることが求められる。1100万人突破を一つの起点として、韓日関係がより明るい未来へと進むことを期待したい。

 

2025-01-15 5面
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