11月26・27日の2日間にわたり、一般社団法人「ラクスパー」(許銀道代表)は都内の会場で「北朝鮮人権映画上映会」を開催。昨年から今年にかけて韓国で制作された北韓の人権問題をテーマにした映画を多数上映した。
27日に上映された、韓国・モンゴルの合作映画『南への道』(キム・サンレ監督)は韓国での公開に先駆けての日本初披露となった。観覧した小川晴久・東京大学名誉教授は、「北の人権侵害をテーマにした映画の中で、本作は他の作品の追随を許さない魅力を放っている。全国上映が実現されれば、多くの賞を受賞する作品になるだろう」としている。
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7・8日の2日間にかけて、「北朝鮮に自由を!人権映画祭実行委員会」は広島市内の会場で第6回となる映画祭を開催した。
安藤宗光・北朝鮮に拉致された日本人を救う会広島会長は、「尹政権は北の人権問題への取り組みを進めてくれた。今こそ日韓で力を合わせ、この問題に取り組んで欲しい」と話した。
会場には昨年に引き続き、韓国のNGO「勿忘草」(朴宣映理事長)スタッフらが訪れた。今回の上映会では、『あなたが知らない本当の拉致問題』(佐羽英監督)と題した映画が初披露された。 |