大阪韓国文化院(金蕙穗院長)は9日、全州パンソリ合唱団の初の日本公演を同院ヌリホールで開催、300人が来場した。
全州パンソリ合唱団は、「パンソリ合唱」という新しいジャンルを開拓。創作を通じたパンソリの普及に力を入れている、韓国全州地域の芸術団体。パンソリと民謡、説話をもとに創作した曲を合唱で披露する。
金蕙穗院長は、「パンソリは、外国人にとって難しく感じるジャンルではあるが、合唱を融合した今回の公演を通じて、日本の方々もパンソリに潜む韓国固有の情緒を共有し、パンソリをより深く理解する機会になることを願っている」と述べた。
プログラムは、「新広大歌」「新四節歌」「絹打令と飾り箪笥打令」「美しくあれ」「開南よ」「開南忘却」「哀愁の秋夜」「豊年歌」「興打令」「沈学奎」「開眼する広野」と進行した。(大阪=韓登)
9日、大阪韓国文化院での公演に次いで11日には都内の駐日韓国文化院のステージにも立った |