日韓認知症比較市民公開シンポジウムが9日、近畿大学東大阪キャンパスで開催された。駐大阪韓国総領事館と民団大阪本部が後援した。
近年の認知症患者の増加による医療、社会問題を、韓日両国の現状を比較しつつより関心をもち、知るための企画。
総合司会は李雲柱イークリニック院長、コーディネーターは金相俊・近畿大学教授と金守良・神戸朝日病院理事長。パネリストは日本側から任久美東京北医療センター神経内科医長、趙敏廷・岡山県立大学保健福祉学科准教授が参加し、それぞれ「日本における認知症診療の進歩」「日本における認知症ケアの実情」と題して発表した。
韓国側から、李炫・啓明大学東山医療センター神経内科教授、金映根・大邱保健大学校リハビリ科教授が参加し、それぞれ「韓国における認知症診療の進歩」「韓国における認知症ケアの実情」と題して発表した。
終了後、同所で交流会が開かれた。
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