在日本大韓民国婦人会が創立75周年を迎えた。15日、都内のホテルで開かれた式典に、全国各地から集まった地方本部の会員をはじめ、韓日両国の各界からの来賓、民団関係者など約700人が参加した。
「輝かしき歴史を次世代ヘつなぐ」をテーマとして開催されたこの日の記念式で、金建希・大韓民国大統領夫人(代読)は、「同胞の皆さんをいつも応援している。1949年の設立以来、婦人会が行ってきた輝かしい活躍は歳月が経っても忘れられてはならない大切な歴史の記録」と述べた。
婦人会中央本部を代表して劉代永会長は「数多くの先輩たちの汗と涙で今日の婦人会75周年を迎えることができた。全国の会員の皆さんの意見が集まり、新しい時代を切り開き、今日のスタートを迎えることが出来た。未来に向かってさらに飛躍することを誓い、100周年につながるように努力する」と述べた。
劉会長は式典に先立つインタビューで「先輩たちが差別を受けながら生きるために奮闘し、苦労してきたことを考えると涙が出る」とし、「初代の呉基文会長から始まり、第11代中央会長を務めている。今後も、婦人会発展のために最善を尽くす」と話した。
式典の終わりに、崔金粉顧問の先導によって会員全員が起立し、万歳三昌を行った。(東京=李民晧)
75周年を祝って万歳三唱する記念式のもよう |