韓日中文化相会合が12日、京都で開催され、文化交流の強化などを盛り込んだ「京都宣言」を採択した。
会合には韓国から文化体育観光部の龍昊聲第1次官、日本から文部科学省の盛山正仁大臣、中国から文化観光省の張政次官が出席した。
京都宣言には、3カ国の未来志向の関係を強化するためには文化交流や協力を通じた相互理解増進が重要との内容が盛り込まれた。
龍氏は基調演説で「人々の心をつなぐ力は文化にある」とし、「文化は若い世代の交流を拡張する最も効果的な媒介」と強調した。3カ国が協力して「2025~26文化交流の年」を機に未来世代が楽しめる多彩なプログラムを用意していくことも提案した。
また「2025年東アジア文化都市」に韓国から安城市、中国からマカオと湖州市、日本から鎌倉市が選ばれたことを宣言した。韓日中は相互理解を深めるため14年から、東アジア文化都市を毎年新たに選定し、文化交流事業を行ってきた。 |