新韓金融グループ(晋玉童会長)が主催する第40回「新韓東海オープン(9月5~8日、賞金総額14億ウォン)」が仁川永宗島の「クラブ72」オーシャンコースで開催された。韓国における単独スポンサーのプロゴルフ大会では最も長い歴史を誇る新韓東海オープンは、1981年9月に在日同胞のゴルフ愛好家によって創設された。
母国韓国のゴルフの発展と国際的選手の育成、韓日間のスポーツ交流促進を目的に設立された同大会は、韓国を代表する男子プロゴルフ大会として広く認知されている。大会の名称にもある「東海」は、東海を挟んだ韓国と日本がゴルフを通して親善交流を深めよう、との意味が込められている。今年の大会の優勝カップは日本国籍の平田憲聖選手に贈られた。平田選手は「公式的にはここで初めて話す。おじいさんとおばあさんが韓国で生まれた」と述べた。
また、新韓金融グループはアマチュア選手育成のため、新韓東海オープン在日同胞諮問委員団と協力し、「新韓東海男子アマチュア選手権大会」を新設した。これにより、2つのゴルフ大会で「新韓東海」の名称を冠することになった。
(ソウル=李民晧)
優勝カップは在日の平田憲聖選手に(写真提供=KPGA) |