慶憲シルバーアカデミーの第42期修了式が17日、釜山大学本館で開催された。同アカデミー日本側後援会の呉公太第3代会長は「私の両親は共に釜山出身であるため、釜山には特別な思い入れがある。設立者である金慶憲会長と本アカデミーには非常に感銘を受けた。素晴らしい先輩の志を継ぎ、アカデミーの発展に向けて精いっぱい支援していきたい」と述べた。
これに対し、韓国後援会の李正雨会長は「金慶憲会長は京都地域の生涯学習施設でパソコンを学び、中古のパソコンを購入し夜を徹して勉強した。歳を重ねても楽しく暮らし、率先して人のために尽くしてきた」と故人との逸話を語った。
この日、アカデミーの韓国側・日本側の両後援会は、来年7月に創立25周年イベントを開催することで合意した。今回修了した第42期の84人を含め、慶憲シルバーアカデミーの卒業生は累計3318人となった。この日のイベントには、崔在元学長をはじめとする釜山大学の教職員、日本から訪れた在日同胞後援会の会員、アカデミーの修了生及び総同窓会会員など約150人が参加した。
(釜山=李民晧)
慶憲シルバーアカデミー第42期修了式の参加者たち
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