新韓銀行(丁相赫頭取)は創立42周年を迎え、「ボランティア精神」をベースとする顧客と社会に向けたキャンペーンを実施している。
1982年7月7日、在日韓国人の有志らが「金融報国(金融を通じて国に報いる)」の精神で創立した新韓銀行が今年の創立シーズンに掲げたスローガンは「顧客・社会・従業員と共に新韓のバースデーを祝う」だ。
全国各地の支店従業員らは顧客に対する感謝の気持ちを込め、12日まで各支店の周辺環境を美化する「共生プロギングイベント」を行うなど、さまざまなボランティア活動を展開している。プロギングとは、ジョギングとごみ拾いを合わせた新語。
続いて新韓銀行は、本店に近いソウル南大門市場と東大門市場の玩具コーナーなどで買い物ボランティアを行い、小売業者の売上げ拡大を支援。生活に困窮する家庭の子どもたちに向けて生活必需品を贈った。
新韓銀行の丁頭取は8日、ソウル中区の銀行本店で開かれた経営戦略会議で「顧客の実益を高め、顧客に選ばれる銀行になろう」と強調した。新韓銀行は脆弱階層への支援事業として(1)青年小商工人への融資支援金70億ウォン出捐(2)低所得層支援のための404億ウォン出捐など多様な金融支援事業を推進している。(ソウル=李民晧)
8日、丁相赫・頭取が新韓銀行の下半期経営戦略会議でスピーチをしている |