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最終更新日: 2024-10-16 12:05:48
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2024年07月02日 12:10
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韓国映画が映し出す課題
文喫栄でトークイベント

 6月28日、名古屋市の文喫栄で会場とオンラインの講演を開催。韓国映画研究者の崔盛旭さんと、批評家で編集者の夏目深雪さんが「ディアスポラな国、韓国~映画にみる移民・養子・マイノリティ」と題したトークイベントを開催した。
取り挙げた作品は、時系列順では2009年の『冬の小鳥』(ウニー・ルコント監督)から、22年の『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和監督)までの9作品。
崔盛旭さんは、在日韓国人・在米韓国人・中国朝鮮族・脱北者に該当する人びとに対し、本国の人間が抱くイメージを語った。韓国社会に根付く絶対的な上下関係を容認する”悪習としての”儒教に対する嫌悪感を露にし、同じ民族の人間に対しても「差別」が横行している社会的背景に儒教の影響をみている。
1980年代に国をあげて、海外への養子縁組が推奨され、孤児を米国に送る行為が産業化されたときも、父系の人間しか家族として認めないような旧習の「儒教」が韓国に蔓延していた問題点を指摘する。
夏目さんは、韓国と異なり「儒教」の影響をさほど受けていない日本の立ち位置から、作品を捉える視点を考察した。例えば、在米日系人に対し必ずしも羨望を抱かない日本人の感覚があるという。基本的には崔盛旭さんの話の聞き手に回り、トークのパートナーを柔軟に務めた。

2407-03-05 5面
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