ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-11-19 12:39:03
Untitled Document
ホーム > ニュース > 社会
2024年07月02日 12:10
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
韓国映画が映し出す課題
文喫栄でトークイベント

 6月28日、名古屋市の文喫栄で会場とオンラインの講演を開催。韓国映画研究者の崔盛旭さんと、批評家で編集者の夏目深雪さんが「ディアスポラな国、韓国~映画にみる移民・養子・マイノリティ」と題したトークイベントを開催した。
取り挙げた作品は、時系列順では2009年の『冬の小鳥』(ウニー・ルコント監督)から、22年の『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和監督)までの9作品。
崔盛旭さんは、在日韓国人・在米韓国人・中国朝鮮族・脱北者に該当する人びとに対し、本国の人間が抱くイメージを語った。韓国社会に根付く絶対的な上下関係を容認する”悪習としての”儒教に対する嫌悪感を露にし、同じ民族の人間に対しても「差別」が横行している社会的背景に儒教の影響をみている。
1980年代に国をあげて、海外への養子縁組が推奨され、孤児を米国に送る行為が産業化されたときも、父系の人間しか家族として認めないような旧習の「儒教」が韓国に蔓延していた問題点を指摘する。
夏目さんは、韓国と異なり「儒教」の影響をさほど受けていない日本の立ち位置から、作品を捉える視点を考察した。例えば、在米日系人に対し必ずしも羨望を抱かない日本人の感覚があるという。基本的には崔盛旭さんの話の聞き手に回り、トークのパートナーを柔軟に務めた。

2407-03-05 5面
뉴스스크랩하기
社会セクション一覧へ
写真で振り返る2024年「四天王寺ワ...
金永會の万葉集イヤギ 第30回
李在明・共に民主党に1審有罪
北韓軍派兵に韓国は様子見モード
トランプ氏再選で変わる世界
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません