7日、大阪市の韓国系インターナショナルスクール・認定こども園「建国幼稚園」で絵本の読み聞かせ会が開かれた。住吉区のボランティア団体「住吉絵本の会」のメンバー4人が来園し、2~5歳の園児と教員を含め、60人が会場に集まった。
『おはようクレヨン』『どうぶつしんちょうそくてい』『ぼうしとったら』『ノラネコぐんだんとパンこうじょう』『のりものいろいろかくれんぼ』『はらぺこあおむし』などの絵本の朗読やパネルシアターを行い、子どもたちは目を輝かせて物語の世界に聞き入っていた。終わりにみんなで、「さよならさんかく、またきてしかく」と大きな声で歌い、絵本を読んでくれたメンバーを見送った。(大阪=韓登)
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康龍江・建国幼稚園副園長は「30分の発表の間、2歳の子どもでも途中で飽きることなく、最後まで楽しそうに聞いていた様子から、子どもたちが本当に楽しんで読み聞かせ会に参加していたと感じた。いつも年2回メンバーが来てくれるのを、子どもたちと楽しみにしている」と話した。
次回は、今年の11月末に読み聞かせ会が開催される予定。
「住吉絵本の会」は園に置いていない絵本を持参し、読み聞かせ会を定期的に開いてくれる(建国幼稚園提供) |