平壌の朝鮮労働党の核心部署である統一戦線部が最近、名称を変えるなど、役割が改編され、今後韓国に対する軍事挑発が増加するという分析が出た。
国情院傘下の国家安保戦略研究院(INSS)は24日、「北韓の対南機構の帽子を取り替える」式の改編とのタイトルの報告書を発表した。報告書は「改編前の南北交流・協力機能は廃止され、偵察総局のような軍部の工作組織が強化され、多様な軍事挑発を頻繁に試みることが予想される」と発表した。
対南核心機構だった統一戦線部の名称は「労働党中央委10局」に変更され、北韓内では「対敵指導局」という別名で呼ばれることが分かった。統一戦線部は長い間、対南事業を総括してきたが、今年初めから北側が南北関係を民族ではなく二つの国家関係と規定、協商や対話機能を大幅に失ったと伝えた。報告書は、北側の対南基調の変化により偵察総局の軍事挑発が増えると予想した。 |