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最終更新日: 2024-11-19 12:39:03
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2024年06月11日 10:33
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欧州議会選挙の勝者はプーチンか
EU権力を西欧社会が拒否

 米・英・フランス・ドイツ・オランダ・デンマークなどを中心に、NATOがウクライナ戦争拡大を図る中で行われた欧州議会選挙(6月6日―9日)で、ウクライナ戦争支援、LGBT、移民政策、国家の主権やアイデンティティーなどを巡りグローバリズムに反対する右派が議席を大きく増やした。
右派は以前は全議席(705席)の約5分の1だったが、今回の選挙では総議席(720席)の約4分の1を占めた。
欧州議会は欧州連合(EU)27の加盟国の人口規模によって議員数が割り当てられ、各国ごと比例代表制で選ぶ。欧州議会には実権はない。EUの実権は、選出されていない権力、グローバリズムの牙城である官僚体制が行使する。だが、今回の選挙は今後、加盟国各国の政治方向を予想できるという点で重要だ。
西欧は世界を西欧のように変え彼らの支配下に置こうとしたが、欧州市民の審判が下され、NATOの戦争路線に制御がかかった。 EUとNATO本部があるベルギー首相は辞任した。
フランスでは、ID所属の国民連合(RN)が得票率でエマニュエル・マクロン大統領のルネサンス党を約2倍の差で上回った。ウクライナ派兵を主張してきたマクロン大統領は、政治危機打開のために議会解散権を発動、下院の早期総選挙を実施することにした。ドイツでもショルツ首相の社民党はAfDに続き3位に後退した。
米国と欧州で個別国家のアイデンティティーと主権を強調する右派の躍進は、すでに中産層が消滅している経済難と治安不安を招いたグローバリズム勢力に対する反発だ。
クレムリン宮代弁人は、ロシアで開催されるイベントに出席するためスコット・リットル元国連査察官が飛行機に搭乗したのに、機内で米国務省によってパスポートを押収された事件に関連し「もうロシアは米国の敵で、したがって米国はロシアの敵だ」と言った。ロシア政府は、米国がロシアの敵に武器を供給するように、ロシアも米国やその同盟の敵に武器を提供すると言った。ロシアと中国は、アフリカなどに武器を供給するとみられる。プーチン大統領は、ウクライナ戦争は米国のキーウクーデター(2014年)で始まったと言った。
ロシアは西欧を捨てた。米国もトランプが11月の大統領選挙で当選すれば、NATOから米軍を撤収させるのではという予測が出ている。米国も大西洋より太平洋とアジアを選択せざるを得ない。
ロシアがドイツと日本に追いつき、PPP基準で中、米、インドに続いて4位の経済力となった。タイがBRICS加入申請を決定した。NATO会員国だが、20年間、EU加入を拒否されたテュルキエがBRICS加入に傾いた。
地球の自転軸を揺さぶる巨大地震のように国際秩序は急速に変化している。もはやG7やNATOなど西欧が世界を支配できない。米英は韓国を西欧に引き入れようと誘うが、韓国はG7やすでに崩壊し始めたNATOに加担する理由がない。韓国はNATOロシア戦争で中立を宣言すべきだ。自国防衛のほか、余裕などない。

2024-06-12 1面
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