東京韓国商工会議所は5月28日、都内で会員や民団関係者ら85人が参加し、第63期定期総会を開いた。
金淳次会長は、2021年からの任期を「コロナ禍まっただ中で思うように活動できず苦しかった。オンラインやオフラインで積極的に参加してくれた会員に感謝したい」と振り返り、世界経済がソフトランディングに向かいつつあることを踏まえ、「社会が活気づくよう、商工人として奮闘したい」とあいさつした。
2023年度事業報告、同決算報告のほか、24年度事業計画案、同予算案を全会一致で承認。金会長の1期3年の任期満了に伴い、役員改選が行われた。会長立候補者が金淳次氏1人のみの単一立候補だったため、金会長が再選された。金会長は監事、副会長、事務局の各氏をそれぞれ再任。その他の役員については一任された。
再選を果たした金会長は2期目について「東京韓商の会員は新定住者(ニューカマー)が30%を占める。会員一同、力を合わせて会を盛り立てていきたい」と抱負を語った。
東京韓商定期総会であいさつする金淳次会長 |