マルハン東日本カンパニーは5月24~26日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場などで、フードフェス「偏愛横丁」を開催。3日間で約1万2500人が訪れた。
同フードフェスは、同社が今年4月から次世代ファン獲得を目指した「ヲトナ基地プロジェクト」のリアルイベント第1弾。「偏愛」とは近年、若者を中心に使われている言葉で、好きなことに没頭することを意味する。
マルハン東日本の事業エリア1都9県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木、山梨、長野、静岡)の名物や特産品を前面に押し出したオリジナルフードメニュー全65品が出品された。
千葉からは、全国有数の生産量のダイコン料理を出品。ダイコン料理家の「たねやキッチン」さんがプロデュースした、ダイコンの風味を生かしたカレーやポタージュに多くの人が舌鼓を打っていた。
会場内ではイベント限定専用通貨「ドバ」を発行した。1000円で10ドバを販売。ゲームに参加すれば2倍、3倍と増えるチャンスがある。
マルハン東日本の宮垣道輝執行役員は「ゲームを楽しむとともに他では食べることのできないフードメニューを味わうことで、若年層へマルハンのブランドをアピールしたい」としている。今後、同プロジェクトのリアルイベント第2弾の開催を計画している。
多くの若年層ファンがゲームと独自のフードメニューを楽しんだフードフェス「偏愛横丁」 |