在日韓国人本国投資協会(金泳佑会長)は、このほど『投資協会50年史』を発刊した。韓国語版と日本語版の2種類を刊行した本書は、1960年代に韓国を「漢江の奇跡」へと導いた先駆者たちの物語をはじめ、投資協会の誕生と飛躍、バイコリアン運動、未来をつなぐ次世代育成など、過去50年間における投資協会の歩みを5人の歴代会長の在任期間の業績とともに振り返っている。
ソウルで経済セミナー
また、投資協会は先月24日、新韓銀行本店6階で「韓日の不動産の比較及び投資の方向性」と「円の見通し」をテーマにセミナーを開催した。
「スターツコリア」の朴志憲社長は、「住居用不動産の場合、東京とソウルはいずれも”晴れ予報”。ソウルは金利が下落する際に価格が高騰する可能性が高く、東京は都心回帰に対するニーズが高い。他国の不動産に比べて比較的安価であることが投資の魅力」とコメント。その上で「商業用不動産はソウルよりも東京のほうが良好」との見通しを伝えた。
「スターツコリア」は韓日など海外不動産売買の仲介を事業の柱としている。
(ソウル=李民晧)
|