韓国の食文化は、長い歴史と豊かな伝統を持ちながら、現代的な感性と技術が融合し、そのヘルシーさと多彩な味わいが世界から評価されている。
本書は、からだにやさしい素材で作るお菓子工房「foodmood」店主で料理家のなかしましほさんが、伝統を守りつつ、新しい挑戦を続けているソウルの食堂&カフェ&食材店を紹介している。
地元の人たちでにぎわう食堂、市場内の軽食店、心地よい空間のカフェなど、どこもなかしまさんがソウルで見つけた名店。
1章「ごはん」、2章「おやつ」、3章「市場」、4章「テイクアウト&おみやげ」など章ごとに各店を紹介している。プルコギ、マンドゥ、ビビンパなどの伝統的な料理から、韓国やさいを使ったイタリアンなど”韓洋折衷”の現代的なメニューまで幅広く掲載。
5章には、「おみやげレシピ」として買ってきた食材でつくる料理のレシピを紹介しているほか、「韓国の食と発酵」「玄米おにぎり」といったインタビューコラムも収録されており、実用性と楽しさを兼ね備えた一冊となっている。
KADOKAWA刊
定価1925円(税込)
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