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最終更新日: 2024-11-19 12:39:03
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2024年05月21日 12:26
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水嶋新駐韓大使が着任
「日韓関係発展に力尽くす」

 新駐韓大使に起用された水嶋光一氏が17日、韓国に着任した。ソウルの金浦国際空港で記者団に対し、韓日関係について「来年は日韓国交正常化から60周年となる。さらなる発展に向けて努力していきたい」と述べた。水嶋氏は「日本にとって韓国は、国際社会のさまざまな課題に対処する重要なパートナーだ」と強調し「昨年以降、両首脳のリーダーシップの下で両国関係は着実に発展している。その勢いを生かし、力を尽くす」と抱負を語った。
一方、日本の総務省が通信アプリLINE運営会社のLINEヤフーに対し、大株主の韓国IT大手ネイバーとの資本関係見直しなどを求めた行政指導を巡り、韓国国内で波紋を広げていることについての質問には答えなかった。日本大使館は記者団の質疑に応じない方針を伝えていた。
水嶋氏は1961年生まれ。東京大学法学部卒業後、85年に外務省に入省した。在米大使館参事官、北米局北米第2課長などを歴任し、対米業務に深く関与した。2021年から韓国着任直前まで、駐イスラエル大使を務めていた。
17年から19年までは駐韓大使館総括公使として勤務している。総括公使は大使を代理できる次席大使。就任時は18年の韓国大法院の強制徴用賠償判決の余波で韓日関係が急速に冷え込んだ時期だった。
共同通信は「韓国外交経験のある水嶋氏を適任者と判断した」と分析している。

水嶋光一氏(在イスラエル大使館ホームページより)

2024-05-22 4面
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