ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-11-19 12:39:03
Untitled Document
ホーム > ニュース > 社会
2024年05月21日 11:36
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
第3回「勿忘草人賞」
小川晴久東大名誉教授に

 北韓の人権向上に向け、30年間活動してきた小川晴久東京大学名誉教授が第3回「勿忘草人賞」を受賞した。北韓人権市民団体「勿忘草」(朴宣映理事長)は毎年、北韓の人権向上に向けて10年以上献身した個人や団体に加え、国軍捕虜や拉致被害者の救出に尽力した人に対し勿忘草人賞を授与している。
小川名誉教授は、1994年に日本で「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を創設、2008年には北韓の政治犯収容所の廃止を訴える「No Fence(北朝鮮の強制収容所をなくすアクションの会)」を創設し、現在も代表として活動している。韓国で北韓の人権運動団体が結成されたのは、それから2年後の1996年だった。
小川教授は、かつて在日同胞の北送を支持していた時期もあったという。そんな教授の考え方が変わったのは1993年8月、東京の某飲食店で開かれた「北朝鮮帰国者の会」。この集会で、店の女性オーナーが「北送船に乗った三人の息子が政治犯収容所に連行され、苦労したあげく、一人は亡くなったという話をかなり後になって知った」と語った。また、その場にいた別の女性は「兄が政治犯として逮捕され死亡したことを知った後、朝総連に2000万円を提供して兄の妻を救出した」などと証言。小川教授はこれらの証言に衝撃を受け、北送された人びとの日本側家族へのヒアリングを始めた。それから1年後に誕生した組織が「守る会」である。
勿忘草人賞は、ポーランド生まれの北韓人権運動家ヨアンナ・ホサニャックさん(第1回)、チェ・ソンリョン拉致被害者家族会会長(第2回)に続き今回、日本国籍者として初めて小川教授が受賞する運びとなった。 

(ソウル=李民晧)

2024-05-22 3面
뉴스스크랩하기
社会セクション一覧へ
写真で振り返る2024年「四天王寺ワ...
金永會の万葉集イヤギ 第30回
李在明・共に民主党に1審有罪
北韓軍派兵に韓国は様子見モード
トランプ氏再選で変わる世界
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません