退任後か在任中の自分の安全への憂慮から、李在明に投降した尹錫悦大統領の乱が迷走している。尹大統領が就任後3回目に光州に行って5・18記念式に出席、『汝のための行進曲』を歌った。「5の母会」ともに拳をふりながら歌った。
尹大統領は18日、「国立5・18民主墓地」で行われた「5・18光州民主化運動43周年記念式」の記念辞で「5月精神は私たちに自由民主主義を守るための実践を命じている」「5月精神は 自由民主主義憲法精神そのものであり、私たちが必ず継承すべき大切な資産」とし「私たちをひとつに結びつける求心体」と強調、「民主主義の危機を招く内外の挑戦に対抗して闘争しなければ5月の精神と呼ぶのも恥ずかしい」と付け加えた。
就任辞で「自由」という言葉を数十回も使った尹大統領が、就任2年を迎え、自分が骨髄まで鮮明な左翼であることを全国民に確認させた。
このように正体を露わすことで全羅道や左翼から保護や支持を受けると考えたようだ。尹大統領は李在明との連立・共同政権を通じて任期が保障されると考えたが、李在明党の事情が複雑に展開し困惑している。次期国会議長選出をめぐって李在明党が混乱を露呈しているためだ。
李在明が次期国会議長候補として秋美愛を指名したのに、次期当選者全員による投票で次期議長候補に禹元植が選出された。李在明が完璧に掌握したように見えた「共に民主党」で、文在寅、朴智元などの全羅道勢力が李在明牽制に出たためだ。就任後2年間、雑犯だけを調査、反逆犯罪は調査せずにきた尹大統領は、果たして文在寅と李在明の誰と手を組むだろうか。 |