在外同胞協力センター(金永根理事長)は5日から6日にかけ、在外同胞の奨学生らを招き韓国の歴史文化を体験するワークショップを行った。奨学生たちは同日、輝かしい文化の花を咲かせた韓半島の古代国家・百済遺跡(忠清北道・公州、全羅北道・益山)をはじめ、韓国近代史の始まりの地とされる全羅北道・群山(群山)一帯を探訪した。
海を渡って日本に定着した渡来人文化を作った百済の旧都邑である公州と益山、20世紀初頭の植民地時代に多くの物資を輸送した港湾都市・群山は、日本とも深い縁のある都市だ。ワークショップには30カ国から110人の同胞大学生が参加した。
金永根理事長は「奨学生たちにとって、韓国に対する理解と自負心を高め、親睦を深める良いきっかけになるだろう」と歓迎した。 (ソウル=李民晧)
在外同胞協力センターが招待した奨学生らが益山弥勒寺を訪問 |