3日、東京韓国学校(鄭會澤校長)の初等部と中・高等部で、それぞれの校舎の講堂で入学式が執り行われた。合計354人の新入生が同校に入学した。
中・高等部合同の入学式で歓迎辞を述べた鄭會澤校長は、「各種のインタースクールが充実している東京の地で、保護者の皆さまが特別な思いで子どもを入学させてくれたことに感謝する」とし、「開校から70年の歴史を有する東京韓国学校では韓日だけでなく、世界に向けて羽ばたいていけるように、自身のアイデンティティーを向上させていって欲しい」と期待を述べた。
呉公太・東京韓国学園理事長は生徒や保護者に対し、東京韓国学校を選んでくれたことに感謝を述べながら、「努力を継続すれば力になる」という言葉を紹介。「中高生という人生で最も熱心に勉学に打ち込める時間を大切に過ごして欲しい」と語った。
梁鎬錫・駐日韓国大使館主席教育官は、「このたび各学校の第1年次に加わった約120人ずつの新たな家族が、健康に学生生活を過ごせるように祈っている」と新入生を激励した。
東京韓国学校中高等部講堂で行われた新入生宣誓の様子 |