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最終更新日: 2024-05-21 12:45:00
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2024年04月09日 12:37
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金永會の万葉集イヤギ 第7回
万葉集17番歌、燃える三輪山

 韓半島西海岸の白村江での戦いの後、生き残った百済救援軍と百済の遺民たちが日本列島に退却してきた。
全滅に近いひどい敗北だった。唐と新羅の軍勢が攻撃してくるらしいという知らせが相次いだ。中大兄皇子は備えを急がねばならなかった。諸所に城を築き、守備隊も配置した。
海に近いため防衛に問題がある飛鳥京を離れ、内陸の近江へ移り侵略軍を防ぐべきだという主張が提起された。
都を移すことに民は動揺した。不満を持った人々は昼夜、あちらこちらに火をつけた(日本書紀)。
それでも中大兄皇子は最終的に遷都を決断する。他には道がないと考えたからだ。白村江の敗北から4年後の667年3月19日、まさかと思われた近江大津京への遷都がついに強行された。
この日、万葉集17番歌が作られる。額田王の作品だ。

味 酒 三 輪 乃 山 靑 丹 吉
奈 良
能 山 乃 山 際
伊 隱 萬 代 道 隈
伊 積 流 萬 代 尒 委 曲
毛 見 管 行 武
雄 數 數 毛 見 放 武 八 萬 雄
情 無 雲 乃 隱 障 倍 之 也


上物の酒に車中で酔ったように、三輪山が赤くなったり青くなったりしている。もう手遅れだ。
あぁ、山の隅々まで焼き尽くされねばならない。
其処は万代にわたり曲がり角に捨てられる。
其処の痕跡は万代にわたり捨てられる。
全ての臣下と武士は、燃える都を思って胸の奥から飛鳥を消さねばならない。
全ての武士は飛鳥を捨てなければ。
無情の煙だけが目前を遮り、三輪山を祀る。

研究者たちはこれまで、17番歌を次のように解釈してきた。

うまさけ みわのやま あをによし ならのやまの やまのまに いかくるまで みちのくま いつもるまでに つばらにも みつつゆかむを しばしばも みさけむやまを こころなく くもの かくさふべしや
(三輪山が奈良の山々の向こうに隠れてしまうまで、道の曲がり角ごとに、思いが残ることのないよう見ながら行こうと思うのに、遠くからでも眺めていたい山なのに、無情にも雲が隠してしまってよいものだろうか)

飛鳥を去る日の朝、恐ろしいことが起きた。神の山である三輪山が燃えていた。
上から焼き尽くせという命令が下ったのである。
歌にはその理由も記されている。やむ無しとする。攻めてくる唐と新羅の軍勢に三輪山を明け渡すわけにはいかない、と。
人々は涙を流しながら三輪山と飛鳥に別れを告げた。深い煙が目の前を遮った。

万葉集17番歌、燃える三輪山

2024-04-10 3面
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