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最終更新日: 2024-05-01 13:21:33
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2024年04月02日 12:11
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「本国投資協会」が創立50周年
韓国の発展をけん引した在日経済団体

 在日韓国人本国投資協会(以下、投資協会)が創立50周年を迎えた。投資協会は3月25日、創立を祝う晩餐会に先立って総会と理事会を開いた。この日の人事では金和男会長が退任し、第6代投資協会会長に金泳佑・韓一電機グループ会長が選出された。
(ソウル=李民晧)

 金泳佑新会長は就任あいさつで「在日同胞の母国愛の証として投資協会を発展させ、その精神を継承し次の世代に引き継がなければならない。先輩たちの高貴な志を継承し、在日同胞3、4世の経営者がより多く母国で創業して世界の企業と渡り合うことができるよう、惜しみない支援を続けていきたい」と強調した。
金会長はまた、「未来への投資」として、投資協会の母国留学生奨学事業を継承・発展させ、次世代の子どもたちが未来の韓日関係をリードする人材へと成長するようサポートしていく方針を示した。
この日をもって9年間の会長職を辞した金和男前会長は、「投資協会創立50周年という意義深い日に退任することを光栄に思う。これまで支持・応援してくれたすべての方々に感謝する」と述べた。
投資協会は1974年2月、在日韓国人1世の母国投資家らが結成した実業家団体で、母国・韓国の経済発展に貢献したいという純粋な情熱から設立された。設立の目的は(1)母国投資と発展の促進(2)会員間における絆の強化(3)母国の経済政策への協力(4)母国の経済的発展と民族福利への貢献を掲げている。
投資協会を中心に在日同胞の母国投資家が結集し、70年代には在日の母国投資が外国人による韓国投資の規模を上回るほど韓国の経済的発展に大きく貢献した。特に在日同胞は、在外同胞全体における母国投資の80%を占めるほど大きな役割を果たした。また、投資協会は82年に「新韓銀行」の設立と92年「バイコリアン運動」(韓国製品PRキャンペーン)などをリードした。

奨学生計305名に

一方、同日開かれた第49回総会では、協会が注力する「奨学事業」に関する報告が行われた。投資協会奨学事業は昨年末基準で基金13億4700万ウォンを達成し、安定的な財政基盤を構築した。その結果、2024年度には過去最多となる46人の奨学生を選抜した。これにより、現在までの累積奨学生数は計305人に上る。
この日の晩餐会には、金利中・民団中央本部団長、金芳秀・在日韓国商工会議所会長、李基哲・在外同胞庁長、晋玉童・新韓金融グループ会長をはじめとする来賓や関係者、奨学生らが出席した。
<投資協会の歴代会長>

初代会長 李熙健
(1974~1989)
第2代会長 朴鍾
(1989~1999)
第3代会長 郭正昭
(1999~2006)
第4代会長 梁龍雄
(2006~2015)
第5代会長 金和男
(2015~2024) 第6代会長 金泳佑
(現在、2024~)

2024年度「投資協会」奨学生と後援した会員企業の代表ら

2024-04-03 3面
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