朝鮮中央通信は5日、韓国と米国が定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)を始めたことについて、北韓国防省が「応分の代価を払うことになる」と反発する報道官談話を発表したと報じた。談話は、「米国と韓国が停戦状態である地域の情勢に予測不可能性を増幅させる挑発的な大規模合同軍事演習を再び開始した」として、「これ以上挑発的で不安定を招く行動を中止することを厳重に警告する」と主張。ミサイル発射実験や軍事偵察衛星の開発などを続ける方針も示した。
FSは北韓による核脅威の無力化などに重点を置いた演習で、14日まで実施される。演習期間中、米軍の戦略爆撃機や原子力空母などが韓半島に展開する可能性が高いとされる。 |